大西洋側セント・ローレンス湾に浮かぶ小さな島、プリンス・エドワード島。この島には四季折々、様々な色が溢れ、島の人々の温かさや笑顔が訪れる人を優しく包み込んでくれます。
- 2016.05.10
- 文化・歴史を知る
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「プリンス・エドワード島は世界じゅうでいちばんきれいなところだって、いつも聞いてましたから」
(モンゴメリ著/村岡花子訳/新潮文庫刊『赤毛のアン』より)
島のいろんなところにアンの足跡があるみたい。訪れた人がまるで物語の中にいるように、どこを切り取っても絵葉書のような風景が広がっています。また、アンゆかりの場所だけではなく、赤土が露出した荒々しい風景や農場風景のフレンチリバーも見どころです。
グリーン・ゲイブルズ・ハウス ~『赤毛のアン』のモデルとなった家~
モデルとなった家はモンゴメリがよく訪れた親戚の家。物語でアンはこの家でいろいろな騒動を起こします。物語の時代そのままの姿が再現されており、様々な展示物があります。また、訪れた方々にはグリーン・ゲイブルズ訪問証明書が貰えます。
グリーンゲイブルズハウス ©Tourism Prince Edward Island
恋人の小径
グリーン・ゲイブルズ・ハウスのすぐ裏の森へと続く小道。アンが毎日学校に通っていた道で夏は緑が美しい。
恋人の小径
グリーン・ゲイブルズ郵便局
モンゴメリーが働いていた郵便局を再現。夏のシーズンだけオープンする郵便局で、ここから郵便物を出すとグリーン・ゲイブルズの消印が押されるので、旅の記念に。
グリーンゲイブルズ郵便局
プリンス・エドワード島フレーバー
プリンス・エドワード島は農業と漁業、観光業、酪農が盛んです。地産のものを食べるだけではなく、ファーマーズマーケットでショッピングや、農場見学、お菓子作りや伝統料理体験、フィッシングまで色々なアクティビティが揃っています。中でも世界的にこの島のムール貝は有名で、ジャガイモはカナダ一番の生産量で、滋味溢れる食材が豊富なのです。
プリンスエドワード島のアトランティックロブスター ©Tourism Prince Edward Island
9月のほぼ1ヵ月間、プリンス・エドワード島では「フレーバー・フォール」と呼ばれる食祭典が開催されます。たくさんの屋台が現れ、ロブスターの浜焼きパーティーが開かれたり、メインストリートはファーマーズマーケットが登場。牡蠣の殻割りコンテストなど楽しいイベント満載!ぜひ楽しみながらプリンス・エドワード島の恵みをご堪能あれ!
プリンスエドワード島の新鮮な魚介類 ©Tourism PEI/Yvonne Duivenvoorden
◆プリンスエドワード島発着 現地ツアー